MotoGP 第8戦アメリカGP 閉幕
ラグナ・セカで開催されていたMotoGP 第8戦アメリカGP決勝も無事終了。各ライダーのコメントを集めました。
その前に・・・
来季、アメリカGPのスケジュールがもうでてます。
来季、MotoGPアメリカGPは2006年7月21~23日タイトルスポンサーはレッドブルにてラグナ・セカで開催。
ということで、チケットが、今年の9月1日にもう発売されるようです。
おいおい、まだ暫定スケジュールじゃないの?
と突っこみたくなりますね。
安全上の云々で開催が微妙といわれているのに・・・
・・気が早いことで・・
ライダーコメント
決勝結果は昨日UPしているので、コメントだけ載せておきます。ニッキー・ヘイデン選手(1位)
「地元のグランプリで、PPを獲得して優勝することができて、自分でも驚いている。
やっと夢がかなったという気持ちでいっぱいだ。
今日は、スタートからゴールまで全力を尽くした。
レース中盤に後ろとのタイム差が縮まって焦ったが、ペースを取り戻すことができた。
今週は、3日間を通じて本当に楽しかった。
子供のころから僕を支えてくれた家族には、心から感謝している。今日の優勝は、チームすべてのものだ。
僕を信じてくれたHonda、そしてすべてのファンにも、心から感謝している。
今日は本当に最高の一日になったよ」
コーリン・エドワーズ選手(2位)
「スタート直後は第1コーナーで、左右から他選手にハンドルを挟まれ後退してしまった。その後は集団から一度離れて、落ち着きを取り戻してから、思い切りロッシ選手を追っていった。
2位に上がってからはニッキーを追っていったけど、彼との差は縮まりそうで縮まらなかった。
その後はタイヤのグリップも考慮して、確実に順位をキープすることにしたんだ。
後半、ロッシ選手とは約2秒アドバンテージがあったけど、最終ラップにピットサインを見ると0.6秒差となっていてびっくり。
きっとサインの間違いだろうと祈りながら第2コーナーで後ろを振り向くと、すぐ後ろに本当にロッシ選手がいたんだ。
その後、彼とのリードを守るため必死で走り抜いたから2位になれたんだよ」
バレンティーノ・ロッシ選手(3位)
「今回は予選中、サーキットの特徴を確認するのに時間を費やしたこともあり、結果的にマシンは100%のセッティングとはならなかった。また僕たちのタイヤ選択もパーフェクトではなかったね。
今回ヘイデン選手はよく乗れていたから、彼に追いつくのは無理だったんだ。
中盤エドワーズ選手が迫ってきていたけど、どれだけ迫ってきたのか分からなかったから、コークスクリューで抜かれた時には驚いたよ。
それで一度は後退したけど、後半は彼が少しリズムを崩したように見えたので、彼に追いつこうと攻めたんだ。
終盤、コーリンがこちらを振り向いたので、僕はヘルメットの中で「ハロー!僕はこここにいるよ!」と言ってラストラップのアタックに入ったよ。
でも2台のヤマハで表彰台獲得も悪くないし、チャンピオンシップのことを考えてそのまま走りぬいた。
いずれにせよ今日は嬉しい。
選手権の中でもとくにハードなこのレースで、アメリカ人ライダーといいバトルを展開出来たしね。
来年のために多くのことを吸収できたよ」
マックス・ビアッジ選手(4位)
「表彰台に立つことはできなかったが、いいレースだった。今日はスタートが良かった。
7番グリッドから4番手につけることができた。
序盤、ベイリスを抜くのに時間がかかってしまったが、それからはジベルノーとのバトルになった。
最後までフェアな戦いだった。
今日は、チームメイトのニッキーにおめでとうと言いたい。
今回は本当に完璧なレースだった。
ブラボー、ニッキー!」
セテ・ジベルノー選手(5位)
「5位という結果には満足していないが、今日のレースは、今年の中では、ベストレースのひとつだった。予選は13番手と最悪のグリッドだった。
でも、決勝日のウオームアップまで、ベストセッティングを見つけるために全力を尽くした。
結果として、決勝では予選よりははるかに高いレベルで走ることができた。
勝つためにどうすればいいのかということを、この3日間は、あらためて我々に教えてくれた。
今回は本当に厳しいレースだった」
トロイ・ベイリス選手(6位)
「今日は、最後までいい感じで走れなかった。どうしてなのかわからないが、予選とはまったく違うフィーリングだった。
フロントに不安があってなかなかペースを上げることができなかった。
それでも、いくつかのコーナーではいい走りができたので6位でゴールできた。
チャンピオンシップのことを考えれば、6位というのは悪くない。
でも、本当はもっと上のポジションを狙っていたし、残念だった」
玉田誠選手(7位)
「スタートはまずまずだったが、1コーナーの混雑の中で2人くらいと接触して遅れてしまった。ここは抜きどころのないサーキットなので、序盤のポジションダウンは痛かった。
それでも、一台ずつ抜いて6位グループに追いついた。
最後はベイリスに追いついた。
最終ラップに一度はクロスラインで抜けそうだったが、ほんのちょっと届かなかった。
予選はセッティングを決められず厳しかったが、ウオームアップでリアのリンクを変えて良くなった。
7位という順位には満足していないが、少しずつ自分の走りが戻ってきている。
次のイギリスは頑張りたい」
ジョン・ホプキンス選手(8位)
「8位に終わって悔しい。ぼくらはもっと上のポジションを走れたと思う。
序盤にいくつか順位を落として、それを挽回するのがすごく難しかった。
路面温度が上がったことでタイヤもキツくて、いいフィーリングで走れなかったことが響いてしまったね。」
中野真矢選手(9位)
「ここラグナ・セカは初めてのサーキットということで、コースを覚えながらのスタートとなった。練習走行、予選とも、やはりここのサーキットを経験しているアメリカ人ライダーや、スーパーバイク出身のライダーが速く、なかなかポジションを上げることができなかった。
それでも予選は10番手を獲得し、初めてのサーキットとしては悪くなかったと思う。
レースではスタートで何度か接触があり、1周目は12位。その後中盤は、ベイリス選手、ホプキンス選手、そして玉田選手との、さらに終盤にはドゥカティのカピロッシ選手が追い上げ5台での争いとなった。
最後は何とかカピロッシ選手の追撃をかわし、集団の最後9位でゴールすることができた。
9位という順位には満足していないが、今回は完走することが重要だと思っていたし、チームも現状でのベストの状態にマシンを仕上げてくれたと思う。
この経験を次のレース、そして来年のアメリカに繋げたい。」
ロリス・カピロッシ選手(10位)
「週末中、具合が悪かったことを考えると、今日のレースには満足している。十分なプラクティスができなかったから選択したリアタイヤに不安があったけれど終盤までグリップが持続したし、良いペースの集団を追うことができた。」
ケニー・ロバーツ・ジュニア選手(14位)
「いい成績を残すことができなくて、せっかく応援にきてくれたファンのみんなや友人、家族にいいところを見せられなかったね。レースは優勝争いをしないと楽しめない、ってことだし、それが今ぼくたちが陥っている状態。
チーム状態もいいし、スタッフはみんな懸命にやっている。
早くトップ争いが出来るようにマシンをもっと開発していきたい」
アレックス・バロス選手(リタイア)
「今日は勝てるかも知れないと思っていたので、とても残念だ。あっけなくレースは終わってしまった。
最終コーナーでメランドリと接触した。
彼がインに入ってきたのがわかったので、スペースを開けたのだが、ぶつかってしまった。
本当に残念なレースだった」
マルコ・メランドリ選手(リタイア)
「一周目の最終コーナーで、フロントから転んでしまった。すごく混雑していたし、ハードなブレーキングを強いられた。
結果的に、アレックスを巻き添えにして転んでしまい、本当に申し訳なかった。
予選では苦労したが、ウオームアップでいいセッティングを見つけることができた。
それだけに、こんな結果になって本当にがっかりしている。
次のレースは、気持ちを切り替えて挑みたい」
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